某大手企業様からのご依頼で「九州の自然・風景・祭り」というテーマで撮影するお仕事をしています。今回は、 長崎の秋の伝統行事「長崎くんち」の庭先回りのご紹介を…
「庭先回り」と言うのは、踊場での演技の他に、市内の事業所や官公庁、各家などに敬意を表して踊りを呈上することで福をお裾分けし、お祝いするという趣旨のものです。街中のあちこちを捜して見るのも、おくんちの醍醐味!これは新地中華街での、龍の姿…街並みによく映えていますね。
稲佐山を背景に、龍が進んでいます。路面電車の電線が長崎らしいです。今年、籠町の龍は半世紀ぶりに新調されたらしく、街行く姿は色鮮やかに輝いていました。移動中も、 長喇叭(らっぱ)や銅鑼の音が響くので、何処に居るのか直ぐに解りますヨ☆
事業所の駐車場などでも、踊場と同じような演技を披露してくれるので、間近で見れて、とても迫力を感じます。蜷局(とぐろ)を巻いて玉を探す姿は壮観でした。
この写真は夕方の移動中のものですが、早朝からずっと連続で踊り続け、疲れも溜まってるはずなのに、龍衆の皆さんにはこんなに明るい笑顔が…!
これは演技最中の1枚… 出番を控えた龍衆の後姿にしびれました。沢山の…たくさんの稽古を積んでこられての今日の日ですからね、やはり背中にもそれが滲み出ておりました 。長崎くんち、久々に撮りましたが、やはりいつ見てもいいなぁと思います。今回は龍しか追いかけられませんでしたが、その他の演し物も、また機会を見つけて追いかけてみたいです。
2019-10-16
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